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6,[風景絵画(画像)][15枚]神話

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・この記事での作者、絵のタイトルは英語に統一し、その英語を日本語に直訳しています
・たまに英語以外の言語もあります
・よく分からないのは直訳なし
・タイトルが無い絵もあるので、記事に示すタイトルは参考程度です



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Orpheus Leading Eurydice from the Underworld/黄泉の国からエウリュディケを連れ出すオルフェウスby Camille Corot/カミーユ・コロー(1796-1875)
オルフェウス(オルペウス)は竪琴の名手になり、またエウリュディケという妻と暮らしていた。エウリュディケが毒蛇にかまれて死んだとき、オルペウスは妻を取り戻すために生きたまま冥府に入った。彼の弾く竪琴の音の前に、冥府の河の渡し守カロン(地獄へ導く者)はおとなしくなり、地獄の番犬ケルベロス(3つの頭を持つ犬。死者の魂が冥界にやってくる時には友好的だが、冥界から逃げ出そうとする亡者は捕らえて貪り食うという。これが地獄の番犬といわれる由来)は眠らされ、亡者達は皆ことごとく涙を流す。ついに冥界の王ハデスとその妃ペルセポネの王座の前に着き、竪琴を奏でてエウリュディケの返還を求めた。オルペウスの音に涙を流すペルセポネに説得され、ハデスは「冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」条件を付け、エウリュディケをオルペウスの後ろに従わせて送った。二人は暗い小道を通って、冥界からあと少しで抜け出すところで、不安になったオルペウスは後ろを振り向いた。すると、たちまち彼女は黄泉の国へ吸い込まれるように消えた。後悔したオルペウスは慌てて来た道を戻り彼女を取り戻そうとしたが、今度は冥府の河の渡し守カロンが拒んでどんなに頼んでも通さない。その後オルペウスは女を遠ざけるようになる。オルフェウスが竪琴を引いていると、女たちは興奮して「あそこに私たちを馬鹿にする人がいる」と、狂乱した。オルペウスは手足を裂かれ、頭と竪琴は川へ投げ込まれた。オルペウスの首と竪琴は美しい音を奏でながら河を流れて海に出た。彼の竪琴はゼウス(ギリシア神話の主神)によって天に挙げられ、琴座となった

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Charon Ferrying Dead Souls Across the Styx/ステュクス川を通り亡霊を舟で渡すカロンby Pierre Subleyras/ピエール・シュプレイラス(1699-1749)
死者の霊魂たちは冥府の川ステュクス(三途の川のこと)を渡し守カロンの舟に乗って渡る。カロンは死者にしかステュクスを渡ることを許さない(黄泉の国の支配者ハデスがそれを許さなかった)のだが、生きたまま渡してしまった人間(詩人オルフェウスなど)も何人かいる。画像の両脇に、白い布を頭に被った人がいる。顔がなく、亡霊の雰囲気がある

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Pandora/パンドラby Jhon William Waterhouse/ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)
パンドーラーは女性で、神々によって作られ人類の災いとして地上に送り込まれた。ゼウスはパンドーラーに「パンドラの箱」と「好奇心」を与えた。美しいパンドーラーを見たエピメーテウスは、兄であるプロメーテウスの「ゼウスからの贈り物は受け取るな」という忠告にもかかわらず、彼女と結婚した。ある日パンドーラーは好奇心に負けて箱を開いてしまう。すると、そこから様々な災い(病気や飢えや老いなど)が飛び出した。しかし、「エルピス(希望)」のみは最後までなかに残り、パンドーラーが慌てて蓋を閉めたので、なかにそれだけが残ってしまった。こうして世界には災厄が満ち人々は苦しむことになった。この話には別の説があり、箱のなかには、色々立派なものや良いものが一杯入っていて、それが人間への贈り物のはずであったが、パンドーラーの行為で、人間の手には入らず、ただ、頼りなくぐずぐずした「希望」だけが、はかなくも人間には残ったという説もある

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The Rose Bower/バラの私室(眠り姫)by Edward Burne-Jones/エドワード・バーン=ジョーンズ(1833-1898)
眠り姫(いばら姫)(眠れる森の美女)に魔法使いが「王女は錘(つむ)が刺さって百年の間眠るだけ」と呪いをかけた。眠り姫は15歳の時に錘で手を刺し、眠りに落ちる。呪いは城中に波及し、そのうち茨が繁茂して誰も入れなくなった。侵入を試みた者もいたが、茨に阻まれ、入ったはいいが突破出来ずに皆落命した。結末はだいたいA,Bに分かれる。
A,100年後、近くの国の王子が噂を聞きつけ、城を訪れる。王女は目を覚まし、2人はその日のうちに結婚、幸せな生活を送った
B,王子がいばらの森に入ると、すでに何人もの王子や家臣、使用人たちが眠っており、そしてすべての人が眠りにつく。いばらに囲まれて眠り続け、永遠に目覚めることのない理想の王国

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Night with her Train of Stars and her Great Gift of Sleep/夜と星の列車by Edward Robert Hughes/エドワード・ロバート・ヒューズ(1851-1914)
妻ハルキュオネは、夫ケユクスの危険な船旅を止めた。しかしケユクスは出発した。ケユクスの船は難破して、ケユクスは死んでしまった。夫の死を知らないハルキュオネは毎日、夫の無事をヘラの神殿で祈りつづけた。祈られる神のヘラはもはや忍び難くなり、虹の神イリスに「ヒュプノスの眠りの王国へ行って、ハルキュオネに夫ケユクスの幻影を送って、夫の死を知らせるよう伝えなさい」と言った。イリスは、眠りの王国がある洞窟へ行った。そこは沈黙の世界で、レテ川(レーテー川)(黄泉の国にいくつかある川の1つで、ステュクス川の支流のひとつである忘却の川である。その水を飲むと生きていたときのことをすべて忘れる。そうすることによって、恨みも反抗もなく死を受け入れることができる。神話では生物が生まれ変わる際に前世の記憶がなくなるのはこの川の水を飲むためとされる)が流れている。虹の神イリスは、居眠りをしていた眠りの神ヒュプノスにヘラからの伝言を伝えた。ヒュプノスは、息子である有翼の夢の神モルフェウス(モルペウス。人に変身する術に長け、声やしぐさまでそっくり真似するなど、夢や空想に人間のイメージを送って夢を形作ることができる。麻薬のモルヒネの由来は、夢を誘発するモルフェウスからきている)にその伝言を実行するよう言って眠りについた。モルフェウスは暗闇の中を羽ばたきの音ひとつ立てずに飛んでいき(画像より。胸に子どもを抱いている)、ハルキュオネの眠る寝台の前に立ち、彼女の夢に現れ、ケユクスの声やしぐさをまねて「自分は死んだから嘆いてくれ、泣く人もなく地獄に落とさないでくれ」と言った。ハルキュオネは眠りから覚めて夫の死を知り、嘆き悲しんだ。彼女は海へ行ってみた。すると夫の亡骸があったので防波堤から飛び降りた。すると翼が生えてきて、悲しい鳥になった。彼女は空を飛んだ。神々の憐れみによって、死んだケユクスもまた鳥になり、二人は再び結ばれた

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Et in Arcadia ego/我アルカディアにもありby Guercino/グエルチーノ(1591–1666)
アルカディア(ユートピア・理想郷・楽園の意味)にも死(画像内の髑髏)は存在することを意味している(理想は不老不死のため)。画像右下に「Et in Arcadia ego(我アルカディアにもありき)」と書かれている。画像左は、それを発見して驚くアルカディアの民

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Landscape with the Fall of Icarusイカロスの墜落のある風景by Pieter Brueghel the Elder/ピーテル・ブリューゲル(父)(1525-1569)
職人ダイダロスはミノス王のためにミノタウロスを幽閉するための迷宮(ラビリンス)をつくった。しかし、英雄テセウスがミノタウロスを倒して迷宮を脱出したため、ミノス王の怒りを買い、息子イカロスとともに塔に幽閉される。ダイダロスとイカロスは鳥の羽を集め、それをを蝋(ろう)で固めた人工の翼をつくって逃亡する。二人は飛んだ。農作業中の人々や羊飼いたちが二人の姿を見て、神々が空を飛んでいるのだと思った。イカロスは調子に乗って、高く飛んでしまった(空、天、神に近づいた)。太陽の熱で蝋が溶けて羽を失い、海に落ちてしまった(画像右下)。

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Ulysses and the Sirens/ユリシーズとセイレーンby Herbert Draper/ハーバート・ドレイパー(1863-1920).
セイレーン(半身女性で、半身が鳥または魚。海上を行く男性を餌食にする怪物。警告であるサイレンの語源)が美しい歌声で船乗りたちを魅了していた。この歌声を聞いた船乗りは、岩に船を衝突させてしまう。オデュッセウス(ユリシーズ)はこのことを、魔女キルケから警告されていた。オデュッセウスの帰路の際、彼は歌を聞いて楽しみたいと思い、船員には蝋(ろう)で耳栓をさせ、自身をマストに縛り付け決して解かないよう船員に命じた。歌が聞こえると、オデュッセウスはセイレーンのもとへ行こうと暴れたが、船員はますます強く彼を縛った。なので無事、その海域を通過することができた。この絵ではセイレーンのひとりは人魚の身体を持っているが、あとの二人は普通の女性として描かれており、ドレイパーがセイレーンを怪物に描かなかったのは、通常の女性も男性を狂わせ破壊する魔力があると表現したかったのでは、といわれる

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Ulysses and the Sirens/ユリシーズとセイレーンby Jhon William Waterhouse/ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)
セイレーンの絵。マストにオデュッセウスが縛られている

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The Depths of the Sea/深海by Edward Burne-Jones/エドワード・バーン=ジョーンズ(1833-1898)
人魚。海底遺跡。誘惑。気に入った人間を人魚が海に引きずり込んだのか、それとも男性は恋をし、納得の上で海に引きずり込まれたのだろうか、と考えさせる絵。人魚は幸せそうとも挑発的ともとれるような表情をしている

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Narcissus/ナルキッソスby Jhon William Waterhouse/ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)
森の妖精エコー(少年ナルキッソスを好きになってしまった娘の一人)は、ゼウスの浮気の手助けをしたことによってゼウスの妻であるヘラから怒りを買い、 自分から話しかけることは出来ず、相手の言葉を繰り返すことしか出来なくなった。ある日、エコーはナルキッソスの前に姿を現した。ところがナルキッソスはエコーを突き放した。 悲しみに暮れるエコーは、ついには声(山彦)(やまびこ)だけになった。神は冷酷なナルキッソスに罰を与え、水に写る自らの姿に恋をするようにした。ある日ナルキッソスが泉の水を飲む時、泉の中から美しい人がこちらを覗き込んでおり、ナルキッソスは恋をした。彼が笑顔を投げかけると相手も笑顔を投げかけ、彼が手を差し出すと相手も手を差し出してくれ、やがてナルキッソスはやせ細り、水辺で息絶えて、 そこには白い花びらの水仙が残った。その花をナルキッソスと呼ぶことにした(山彦の「エコー」と自惚れの「ナルシスト」 という言葉の語源)。

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Narcissus/ナルキッソスby Caravaggio/カラヴァッジョ(1571-1610)

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Undine/ウンディーネby Jhon William Waterhouse/ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(1849-1917)
ウンディーネ(水の精。湖や泉などに住んでおり、性別はないがほとんどの場合美しい女性の姿をしているとされる)。泉には病を癒す力があり、幸運をもたらしてくれる女神や水の精が住むといわれる

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Midsummer Eve/夏の夜の夢by Edward Robert Hughes/エドワード・ロバート・ヒューズ(1851-1914)
シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」が主題。妖精王オベロン(オーベロン)と女王ティターニア(タイターニア)が夫婦ゲンカを繰り広げ、妖精たちが森中で様々な騒ぎを起こしており、この夜も大げんかをしたあげくに、オベロンは妻をこらしめてやろうと、お供のパックに惚れ薬(目を覚まして最初に見たものに恋してしまう作用がある)を採ってこさせてティターニアのまぶたにそれを落とす。一方で、森の中に入った、それぞれに自分のほんとうに恋する相手をまだ見極めていない二組の男女と職人達に、パックはオベロン王の命令に従って、彼らを本当の相手に結びつけるよう惚れ薬をかけてまわりますが、間違えた相手にかけてしまい、それぞれがまた違った相手を追いかけまわすことになる

437kimyou437Edmond François Aman-Jean Hesiod Listening to the Inspiration of the Muse
Hesiod Listening to the Inspiration of the Muse/ミューズの霊感に耳を傾けるヘシオドスby Edmond-François Aman-Jean/エドモン=フランソワ・アマン=ジャン(1858-1936)
ムーサ(絵画・音楽・舞踏・学術・文芸などを司る複数の女神で、芸術家に霊感(インスピレーション)を与える。複数形が「ミューズMuse」。「music[音楽]」「museum[美術館・博物館]」は、この名前から派生している。全部で9人)が描かれている。絵画では、詩人などが霊感を得るときにミューズの力を借りる姿が描かれたりしている

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| 6,[15枚]神話 |

[2012/03/21 01:15] | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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